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瀬上の森の生きものたち タイトル
 ■ 野鳥
瀬上の森パートナーシップ野鳥調査班は定期的に瀬上の野鳥調査をしています。
瀬上の森には、湿地、ため池、水路、樹林、草原などの多様な環境があり、鳥たちの種類も円海山緑地の中でも最も多く確認されています。

2008年
3月 > 4月その1 > 4月その2 > 5月  > 6月 > 7月 > 8月 > 9月 > 10月
10月のあらましとカケスについて
      カケス
相変わらずトビ・ムクドリ・カワラヒワなどが確認できませんでした。
しかし、ヒヨドリはとてもにぎやかに鳴き、5羽を2回、9羽、17羽、23羽の群れで飛んでいるのを確認しました。
ヒヨドリは、1年中を瀬上の森で過ごすものもいますが、秋には北の地方や山地から暖かい地域へ移動する途中のものや、主に冬を瀬上の森で過ごすためにやって来たものなど様々であるようです。

瀬上の森では冬鳥のカケスも2羽確認できました。
先月のノスリと同様で、このまま瀬上の森で冬を越すのかさらに南へ渡るのかは、まだこの時期ですと分かりません。
この鳥は、他の鳥などの鳴き真似をよくします。
高いところから猫の声と思ったら、カケスだったという話を聞いたことがあります。
雑食性で木の実も昆虫も食べますが、秋には、クヌギ、コナラ、シイ等のドングリを好んで食べるとされています。(神奈川県鳥類目録X)
見つけたドングリをすぐには食べず、地面や木の隙間に隠しておいて冬の間の食べ物が乏しい時期に食べる貯食の習性も知られています。
食べ忘れると、地面に隠されたドングリは春になると芽を出し、森の種まきになります。

1年中を瀬上の森で過ごすものと山地などから移動してきたものとが、それぞれ縄張りを
主張しあって、モズがこの時期はとてもにぎやかに、「ギュンギュン、キチキチキチキチキチ」などと鳴きます。モズの高鳴きといわれています。
厳しい冬に備え、食べ物を獲りやすい場所を確保するための行動です。
いつもモズ同士が出会うたびに食べ物を奪い合ってとっくみあいをしていたのでは大変ですものね。


9月のあらましとノスリについて
      ノスリ
常連のトビ、ムクドリ、カワラヒワなどが確認できず、ウグイスがさえずりをやめ、ヒヨドリもほとんど鳴かず、森はひっそりとしていました。ですがメジロ・シジュウカラ・コゲラの混群の中では先月には、親鳥についてあるき、食べ物をねだっていたシジュウカラの若鳥が、たくましく成長しひとりで食べ物を探し、枯れ枝をしきりにつついていました。
そしてノスリを確認することが出来ました。渡りの季節ですね。
このまま冬をここで越すのか、もっと南へ渡るのかは分かりません。
時期的には、もっと南へ渡るのかもしれません。
ここで冬を越してくれることは、もちろん嬉しいことですが、渡りの途中の休息地として瀬上の森が利用してもらえることも、また嬉しいことです。
繁殖地は、アジアやヨーロッパの亜寒帯や温帯とされています。日本では、北海道から四国の低山から山地のようです。
越冬地は、アジアやヨーロッパなどの熱帯や温帯とされています。日本では、全国の平地で見られ森林、草地、農耕地を好みます。
体の大きさはカラス位です。飛んでいる時の下面は白に羽の先の黒い班が目立ちます。
ネズミやモグラなどが主食といわれています。
神奈川県での食べ物の記録では、タイワンリス、ゴイサギ、ムクドリ、ウシガエルなどがあります。(神奈川県鳥類目録X)

ところで渡りって何でしょう。繁殖地と越冬地を移動すること。
繁殖地って何でしょう。子育てをする場所。
どうして繁殖地と越冬地は別々なのでしょう。
このことにつきましては氷河期の名残など諸説ありますが、今回は現代の食べ物について考えてみましょう。
近所をにぎやかに飛び交っていたツバメが近頃いつの間にかいなくなっていることに、気付かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ツバメの繁殖地は日本の他、北半球の広い範囲とされています。
主に日本で繁殖したツバメの越冬地は、中国南東部・台湾・フィリピン・インドネシアなどの熱帯や亜熱帯とされています。
冬になると日本には、ツバメの食べ物となるハエやアブなどの虫が減ってしまいます。
そこで、冬でも虫がいる暖かい場所へ移動するというものです。
じゅあ、ずっと暖かい場所に居ればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、越冬地となる熱帯や亜熱帯では、虫たちの季節的な変動はそれほど大きくはないのです。
子供が成長して大きくなるのには、食べ物がたくさん必要です。
越冬地の食べ物では、足りないかもしれないのです。
温帯や亜寒帯、ツンドラでは、季節により虫などが爆発的に増えます。
それを利用して子育てをするという考えです。

参考文献:「私たちの自然NO.539 2008年8・9月号」(財)日本鳥類保護連盟
     「ウィキペティア(Wikipedia)」フリー百科事典


8月のあらまし

8月もスズメとシジュウカラの巣立ったばかりの雛を確認しました。コジュケイの家族にも会いました。親鳥2羽と親鳥よりひとまわり小さなジュニアとさらに小さなもう1羽の4羽
でした。コジュケイの雛は、同じ群れの中でも大きさがかなり違う個体がよく見られます。
8月の後半になると、そろそろ秋の渡りの季節がはじまります。瀬上の森に繁殖のために渡って来た鳥たちは、冬を越すために暖かい場所へ移動し、反対に冬を越すためにこちらへ渡ってくる鳥たちが到着します。移動の途中にちょっとだけ立ち寄る鳥たちもいます。
これらの移動は、それぞれに11月頃まで続きます。

ムクドリ
畑や空き地など開けた場所で見られることが多く、市街地にも生息しています。この鳥は、「ギュルギュル」などとにぎかに鳴きます。人家の戸袋など人工物に巣をつくることが多いとされています。私が確認した巣も戸袋で、ワラのような巣材を持ち込んでいました。食べ物は、昆虫類と植物の実など雑食です。柿の実をついばんでいる姿がよく見られます。

ヤマガラ
山地から平地までのよく茂った照葉樹
(常緑広葉樹)の林に生息しています。食べ物は、昆虫類や草木の実など
です。秋から冬にかけて、木の実を土の中や樹皮の隙間などに貯えて、冬の食べ物とする習性があります。とても器用で、秋頃には木の実を両足にはさんでコツコツと突いて割って食べる姿を見かけます。

エナガ
丘陵地から山地にかけての森林に生息し、平地の都市公園や人家の庭先でも観察されます。木の枝の又にお椀状の巣を作り、巣材としてクモの糸やコケ、羽毛、獣毛を使います。食べ物は、昆虫類、クモ類、木の実などの雑食です。冬は、シジュウカラ・コゲラ・ヤマガラ・メジロなどと群れで行動します。(神奈川県鳥類目録X)

7月のあらまし

鳥たちは、子育てのピークも過ぎ、フィールドでは巣立ったばかりの雛たちが親鳥に食べ物をねだっている姿が目立ちます。スズメの巣立ったばかりの雛が道路でじっとうずくまっていました。巣立ったばかりの雛は、まだ上手に飛べず一見弱っているようにも見えるのですが親鳥が近くで見守っていますし、だんだん上手に飛べるようになるものなので、このような状態を弱っているものと思い雛を連れ帰ることのないように、お願い致します。カワセミが、SMPの湿地周辺で無言で少しの間とまり、直に瀬上池の方向へ飛び去りました。7月や8月は鳥も夏休み、ではありませんが子育てのピークも過ぎ羽の抜け替わる時期となります。飛ぶのにやや難があり、鳴き声もたてず、できるだけひっそりと過ごしています。

ハシブトガラス
ハシボソガラスに比べて嘴が太く、あたまが盛り上がっています。山地から市街地まで環境を選ばないたくましい鳥ですが、もともとは森に生息していました。雑食性で何でも食べ、生きものの死体も食べます。環境のお掃除屋さんでもあります。瀬上の森で巣立ち雛2羽が大きな赤い口を開けて親鳥に食べ物をねだっていました。その直ぐ後に、親鳥かと思うのですがビワの実をくわえて、物置の上で脚で押さえて食べているのを観察しました。

ハシボソガラス
ハシブトガラスより少し小さいです。山地から市街地まで環境を選ばないたくましい鳥ですが、畑など開けた環境が好きです。雑食性ですが、ゴミをあさったりすることは少ないようです。瀬上の森では、1回の調査でしばしばハシブトガラスよりも少数の個体数が確認されています。

アオゲラ
山地の自然林から平地の都市公園まで林のあるところに生息しています。キツツキの仲間です。食べ物は、樹皮の下の昆虫の幼虫などの動物質のほか、樹木の種子や果実など植物質のものも食べるとされています。「キョッ、キョッ」とか「ケレケレケレ・・・」と鋭く鳴いたり
「ピョーピョー」と口笛のような声も出します。林の中でキツツキが木をつつくドラミングの音がしましたら、平地ではこの鳥の可能性が高いです。

6月のあらまし

ホトトギスの声があちらこちらで聞かれました。近頃は、藪が増え、その結果藪環境を好むウグイスが増え、ウグイスに托卵するホトトギスも増えているそうです。スズメとシジュウカラの巣立ったばかりの雛が、親鳥から食べ物を与えられたり、親鳥の後を追って移動するのが見られました。子育て真っ最中ですね。ホオジロのカップルが草の実をついばんでいました。この時期に二羽で行動しているので、少し遅い繁殖でしょうか。

ホトトギス
日本へは繁殖をするためにやってきます。「特許許可局」と聞き取れるような分かり易いさえずりをします。ホトトギスはカッコウの仲間で、他の鳥の巣に卵を産みつけて育ててもらう托卵という習性があります。卵を産みつけられる側の代表種はウグイスです。渡ってくるのは、遅く瀬上の森では5月下旬頃から確認されています。

スズメ
人が住んでいるところに生息し、人とは切っても切れない関係なのですが、スズメほど人間嫌いな鳥はいないというほど、人に対する警戒心は強い鳥です。以前に怪我をして野生に戻れない成鳥を飼育したことがあるのですが、ちっとも慣れてくれず寂しい思いをしました。人の怖さも知りつつ、上手に人を利用している賢い鳥といえるかもしれませんね。

シジュウカラ
胸にネクタイのような黒い模様があるのが特徴でスズメ位の大きさです。頬が白いのも目立ちます。巣立ち雛は、ネクタイがとても細く全体の羽色のコントラストもはっきりせず、地味な感じです。食べ物は、昆虫や草の実など雑食です。木があれば生息できる環境を選ばないたくまい鳥です。巣箱をよく利用する鳥として知られています。郵便受に巣を作り新聞が差し込まれてもその下で懸命に卵を温めている親鳥の姿に、家の方がポストを使えなくなったという話を聞いたことがあります。


5月のあらまし

羽が艶々して、体色のコントラストがとてもはっきりとした美しいモズのオスを見かけました。鳥たちが繁殖前や繁殖中で一番美しいのが、今頃の季節です。カルガモがSMPの湿地で食べ物を探していて、人が近くに立ってもあまり気にする様子もなく堂々としていました。アオジの姿はありませんでしたが、アカハラは若干ですがまだ残っていました。

カルガモ
嘴の先が黄色なのが特徴で、全国的に繁殖しているもっともよく見られるカモです。淡水を好みます。食べ物は、主に植物食で動物質のものも食べるとされてます。イネ・ガマの穂・イヌビエ・イヌタデの実と葉・シロツメクサの葉、動物質では、ミミズ・ヤマトオサガニ・小魚(神奈川県鳥類目録X)の記録があります。SMPの湿地で、30分以上食べ物を探しているのを見かけました。

コジュケイ
地面を歩いていることが多いのですが、姿が見られることはあまり多くはありません。鳴き声は「チョットコイ」を大声でくり返します。聞いたことがあるとお気づきになられる方も多いと思います。少しの樹林でも、生息できるたくましい鳥です。植物の種子や葉、ミミズや昆虫などを食べるとされています。

トビ
山・海・市街地と様々な環境で普通にみられます。タカの仲間で、生きた獲物も狙いますが死肉も食べ、生態系の中でお掃除係もしています。瀬上の森でも1回の調査中、多くの場合1羽は確認できます。このタカをよく観察しておくと、他のタカが現れた時に区別がつきます。

4月のあらまし その2 

ツバメの姿が多くなりました。アカハラがよく囀っていて、どこかの山へでも来た気分がしました。清々しい声で、早起きは得だと思える瞬間です。
アオジとアカハラは、もうじき山へ移動して繁殖しますが、まだかなり残っていました。このような鳥たちのさえずりを身近な平地でで聞くことが出来るのは、今のわずかな期間だけです。近場で聞けるのもとても嬉しいですね。

アカハラ
名前の通り、脇腹のオレンジ色が鮮やかです。雑木林など木のある環境が好きな鳥です。平地には、冬を越すためにやってきます。「キョロン、キョロン、チリリ」と特徴のあるさえずりをします。シロハラと同様に林の中で落ち葉をはねのけて、昆虫やミミズなどを探して食べる様子が観察されています。

アオジ
頭の暗い緑色からアオの名前が付いています。平地には、冬を越すためにやってきます。冬は市街地から森までいろいろな環境に生息しています。環境を選ばないたくましい鳥かと思ってしまいますが、夏は山へ移動して繁殖をするものが多く、神奈川県RDB2006では繁殖期に絶滅危惧U類に区分されています。瀬上の森では、地面や斜面で草の実などをついばむ姿を見かけます。

ツバメ
人家の軒先などに泥と自分の唾液を混ぜて巣をつくります。人の住んでいる環境が好きな鳥です。人家の軒先に巣をつくるのは、カラスなどの天敵から自分を人に守ってもらうためといわれています。飛んでいる虫を空中で捕まえて食べる様子が観察されています。近頃は、巣材にする泥がなかなか無かったり、軒先の無い構造の家が増えています。フンなどが嫌われたりして、巣が人によって落とされたりと受難が続き、生息数が減る傾向にあるとのことです。(神奈川県RDB2006)

ヒメアマツバメ
神奈川県では、全域で生息が確認されています(神奈川県鳥類目録X)。
ツバメと同様に飛んでいる虫を捕まえて食べるとされています。瀬上の森の上空にも、しばしば現れてくれます。ブーメランのような美しい流線型で飛ぶその姿は、とてもカッコイイですよ。

ツグミ
平地には、冬を越すためにやってきます。広場やグラウンドなど開けた環境に降りているのをよく見かけます。胸をはった姿勢で歩き、すばやく昆虫やミミズなどをついばむ様子が観察されています。ゴールデンウィーク明けには、遠くシベリアなどへ向けて旅立ちます。

4月のあらまし その1 

桜の花が満開のとても気持ちの良い季節となりました。ウグイスが「ホーホケキョ」や「ケキョ、ケキョ、ケキョ」などとさかんにさえずっています。シロハラやツグミなどは繁殖地への移動に備えているのでしょうか。活発に食べ物を探しています。繁殖地はシロハラは、日本海をはさんだ対岸の中国の山地などで、ツグミはそれよりも少し遠くシベリアなどです。2種とも渡り鳥の中では、旅立ちが遅くゴールデンウィーク頃まで日本で見られます。ホオジロのカップルは、道端で仲良く何かついばんでいました。ツバメの夫婦が瀬上の森へ帰ってきてくれています。

モズ(メス)

モズ(オス)
市街地でも見られますが、畑や草原など開けた環境を好みます。小さな猛禽類といわれ、ときには自分より大きなヒヨドリなどの小鳥も襲います。オスの特徴は、羽のところに見える白い班と口元から目を通って頭の方まである黒い帯です。メスの特徴は、胸のうろこ模様です。若い鳥や個体によっては、特徴がはっきりしないものもいます。瀬上の森では、2月のちょうどバレンタインデーあたりからカップルになり子育てをします。3月までは、活発に鳴いて目立ちましたが4月になるとひっそりと暮らしていました。

シロハラ
雑木林など木のある環境が好きな鳥です。日本には、冬を越すためにやってきます。繁殖地は、日本海をはさんだ対岸の中国の山地などで、朝鮮半島では1年を通して生息しています。林の中で落ち葉をはねのけて、昆虫やミミズなどを探して食べます。

メジロ
市街地でも普通に見られますが、好きな環境は森です。昆虫やクモ、木の実、花の蜜といろいろなものを食べます。冬は、シジュウカラやコゲラなど他の種類の小鳥と共に群れをつくって活動します。満開の桜の季節は、ごちそうがいっぱいあって安心ですね。

ハクセキレイ
市街地でも普通に見られますが、畑など開けた環境が好きな鳥です。ハエやミミズなどを食べています。冬は集団で都市部の看板の裏などで夜の休息をとります。生息数が増加しているといわれています。瀬上の森では、少数が1年を通して確認されています。よく車がビュンビュン通る道路沿いにいます。いったいどこが良いのか一度聞いてみたいです。

カワラヒワ
市街地でも普通に見られ、環境を選ばない鳥です。しかし、繁殖の季節には、農耕地などの減少により、生息数が減る傾向にあるとのことです(神奈川県RDB2006)。食べ物は、太くて頑丈なくちばしで、木の実などの植物を好みます。

キジバト
市街地でも普通に見られ、環境を選ばない鳥です。ハトの仲間は、親鳥の体の中でミルクのようなものをつくりヒナに与えるため、1年中子育てをすることが出来ます。食べ物の記録(神奈川県鳥類目録X)にハコベ・オオイヌノフグリなどがありました。瀬上の森でも、地面に降りて食べ物を探しているのをよく見かけます。

3月のあらまし

3月には鳥たちのさえずりは、みんなとても上手になります。さえずりのはじまるもう少し早い季節には、まだとても下手で鳥も練習が必要なのです。
また、一年中を瀬上の森で過ごす鳥たちは巣材運びや巣穴探し、雄が雌にプレゼントを渡すなど繁殖の準備に忙しくなります。


コゲラ
日本で普通に見られる一番小さなキツツキの仲間です。森のみならず、市街地にも生息し、環境をあまり選ばないたくましい鳥です。木に穴を掘って子育てや夜の休息に使います。コゲラの掘った穴は、シジュウカラなどの他の小鳥たちが子育てに再び使わせてもらうこともよくあります。

カワセミ
コバルトブルーの背中。とても美しく誰でも一度は見てみたいと思う鳥ですね。魚が主な食べ物とされていますので、川などの水辺に生息しています。雄が雌に魚をプレゼントする繁殖のための行動が見られます。近くにやってきたホオジロを追い払ったという記録(神奈川県鳥類目録X)がありました。意外と気が強いのですね。

ホオジロ
草地を代表する鳥で、畑や木の少ない林など明るい環境を好みます。春になると「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」と聞き取れるような複雑なさえずりをします。
食べ物の記録(神奈川県鳥類目録X)にヨシ・オギなどがありました。湿地は、この鳥にとっても役に立つ環境なのですね。

ウグイス
「ホーホケキョ」というさえずりが今にも聞こえてきそうですね。笹藪を好みます。
カッコウの仲間に他の鳥の巣に卵を産みつけて育ててもらう托卵という習性がありますが、ウグイスは卵を産みつけられる側、瀬上の森では、卵を産みつける側のホトトギスが5月下旬頃にやってきます。

キセキレイ
川などの水辺の近くが好きな鳥です。昆虫やクモなどを食べています。
近年、生息数に減少がみられるとされています。瀬上の森では、数は少ないものの1年を通して確認されています。


ヒヨドリ
ヒヨドリとキブシ
市街地でも普通に見られ、昆虫・植物となんでも食べ、都市部でも増加をしている環境を選ばない鳥です。
もともとは、森に生息していました。キブシの花のごちそうは、極上なひとときでしょうか。